共感を呼ぶストーリー性のある表現や、心理的要因を考慮したキャッチコピーなど、
新しいトレンドをプラスした広報の事例をご紹介します。
➀「漫画」を使ったより印象的な広報
事例1 生活習慣改善パンフ(A4判・6頁)
ストーリー性豊かなシナリオで
メッセージをより印象深く届ける
思わず読み進めてしまう漫画で、大切なメッセージを印象深く届けます。ストーリーの続きは、中面を見ないと分からない仕掛け。中面では、生活習慣病の発症リスクやそれに伴う身体的・経済的損失について解説し、生活習慣の改善を促します。
ストーリー
健診結果を無視して生活習慣を顧みない3人に忍び寄る黒い影…。3人の運命やいかに!
事例2 適正受診の啓発記事(A4判・1頁)
主人公への感情移入で訴求力を高める
身近にありがちなシチュエーションを漫画化し、感情移入により時間外受診のデメリットを伝えます。
ストーリー
仕事が忙しくて、休日に病院を受診した主人公。そこで目にした光景は…。
②心理的要因にアプローチする「ナッジ」を取り入れた広報
ナッジ(nudge)とは「そっと後押しする」という意味。行動科学の知見を活用し、より良い選択を自発的に取れるように手助けする手法のこと。この手法を生かし、より効果が見込める広報を目指します。
「ナッジ」の例
➀利益を得るより損失を回避したい心理に訴える
②他人の行動に影響されがちな特性にフォーカス
③選択するハードルを下げる―推奨する選択肢を初期設定にする
④メリットやインセンティブに影響される心理に訴える
⑤明確・簡素なメッセージで分かりやすく
⑥注目を集めるようなビジュアルの工夫 など
事例3 受診勧奨パンフ(A4判・4頁)
「損失を回避したい」心理に訴えるキャッチコピー
得る喜びよりも失う痛みの方を強く認識する心理的効果にアプローチしました。金額や有効期間の明示が、いっそう具体的な行動への意欲をかき立てます。
事例4 二次検査受診勧奨チラシ(A4判・2頁)
「受診していないのは自分だけ?」
と思わせる効果をねらう
他人と行動を合わせようとする心理的特性に訴えたキャッチコピーです。シンプルで分かりやすい数字と図解が、より強い訴求力となっています。
事例5 二次検査受診勧奨チラシ(A4判・2頁)
推奨する選択肢へ優しく自然に導く
「受診するかしないか」の選択ではなく、「いつ受診するか」を決める仕様にしておくことで、自然な流れで適切なアクションへとへ導きます。
③“あなただけ”のお知らせ「圧着ハガキ」
「圧着はがき」は、隠れている中面をはがして確認したいという好奇心を刺激し、読まれる率が高いと言われます。中面には、健診結果などプライバシーに配慮が必要な情報を可変印刷により掲載でき、「あなただけ」の個別性の高いメッセージを届けることができます。通常はがきの料金*で2倍以上の情報量を掲載可能な点も魅力の一つです。
*郵便法の規定内の場合。
④その他の魅力的な表現
「健康すごろく」
家族で楽しく遊びながら、健康管理について学ぶことができます。
「健康間違い探し」
「健康な行動」と「不健康な行動」を、「間違い探し」で楽しく情報提供します。
「魅力ある広報表現」のご相談は、小社営業部までお問い合わせください